お知らせ・ブログ

2022.10.16

権利証を紛失しても不動産売却は可能なのか?売却方法や注意点も解説!

権利証を紛失しても不動産売却は可能なのか?売却方法や注意点も解説!1

権利証を紛失しても不動産売却は可能なのか?売却方法や注意点も解説!

不動産売却時にはさまざまな種類を用意する必要がありますが、権利証もそのひとつです。
しかし権利証は普段使う機会がないため、いざ提出を求められたときになって紛失していることに気付くこともあるのではないでしょうか。
今回は権利証とはどのような書類なのかを、紛失していても不動産売却するための方法や注意点もあわせて解説します。

弊社へのお問い合わせはこちら

不動産売却時に必要な権利証とは?

権利証とは、正式には「登記済証」と呼ばれる書類のことです。
不動産登記をおこなった際に発行される書類で、その土地の所有者であることを証明する目的があります。
不動産売却時には購入者に物件の所有権を渡す「移転登記」がおこなわれますが、その際に権利証が必要です。
権利証を発行されるのは一度だけで、再発行はできません。
そのため「紛失してしまったら不動産売却ができなくなるのではないか?」と不安に思われる方も多いのではないでしょうか。

権利証を紛失しても不動産を売却する方法は? 

結論からいうと、権利証がなくても不動産売却は可能です。
しかし物件の所有者であることを証明しなければならないため、そのための方法にはどのようなものがあるのかを確認する必要があります。
ひとつは事前通知制度というものを利用する方法です。
登記申請時に権利証を提示できない旨を説明すると、登記所から事前通知が届きます。
事前通知は本人のみが受け取れる郵便を利用して届き、さらに実印を押印するため、本人であることを登記所が確認できるのです。
そのほかにも司法書士に本人確認してもらう方法や、公証人に認証してもらう方法もあります。
これらの方法を利用することで、権利証がなくても不動産を売却できるようになるのです。

権利証を紛失したときの手続きと注意点  

注意点として権利証を紛失していることに気付くのが遅かった場合、対処法がありません。
司法書士などに本人確認を依頼しても時間的に間に合わない可能性が高く、決済が中止になってしまうこともあるのです。
そのため不動産売却時に必要な書類はできるだけ早めに確認し、用意しておくようにしましょう。
また司法書士に本人確認を依頼する場合、それが可能なのは所有権移転の手続代理人のみです。
手続代理人以外の司法書士に本人確認を依頼しても無効になってしまいます。
さらに公証人に認証してもらう方法は手続きに手間と経費がかかるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

まとめ

権利証を紛失してしまっていても不動産売却は可能ですが、不動産の所有者であることを証明するための手続きが必要です。
本人確認の方法にはそれぞれ注意点があるので、事前に確認したうえで利用できる方法を考えてみましょう。
私たちカルムホームは不動産の売却をサポートいたします。
きめ細かなサービスを提供いたしますので、お気軽にご相談ください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓

弊社へのお問い合わせはこちら